「山形釣り情報」・・・県内の釣り関連ニュース2009
 


 2000年のニュース   2001年のニュース  2002年のニュース 2003年のニュース 2004年のニュース 2005年のニュース 2006年のニュース 2007年のニュース 2008年のニュース

今年も山形県内の釣りに関係する各種ニュースを配信してまいります。
みなさまからの情報・話題提供も受付ていますので、メールでお寄せください。

09.10.26掲載
赤川の支流に造成したサクラマスの産卵床を視察してきました。
 9月5日に当ニュースページにおいて、「赤川支流で一般参加者を募ってのサクラマスの産卵場造成が行われた」という記事を掲載しました。実はその成果を確認するため10月10日に「観察会」が予定されていたのですが、台風18号の来襲で中止となってしまいました。産卵場造成の成果については山形県内水面水産試験場の担当者が10月15日に現場を訪れて確認し、造成した場所で2カ所の産卵床を確認。支流全体では4カ所の産卵床を確認したということで、参加者に報告がありましたが、「山形釣り情報」としてはやはり自分の目で現場を確認してみたいと思い、10月25日に現場に行って来ました。
 9月5日以来約2ヶ月ぶりに訪れたその支流は、すでにサクラマスの産卵も終わった様子でサクラマスの姿はもちろんなく、産卵後死んだはずのサクラマス(ご遺体)も確認できませんでした。川には各所に県内水面水産試験場の方たちが残したと思われるリボンがあるだけ。そして現場(造成したサクラマス産卵床)は、造成したというのがまったくわからないほど以前の状態に戻っていました(下の写真2枚と説明文をご参照下さい)。私たちの目には、実際に産卵されたのかどうかもよく分かりませんでしたが、その点については県内水試の方たちが確認していますので間違いないことと思います。
 一般参加者を募っての産卵場造成は今年が初めてでしたが、記者としては現場に立ってみて、「こうした試みが今後も続き、また赤川支流だけでなく他の水系も含め県内各所で行われて、サクラマスの自然産卵が増えていくことになれば」という思いを強くしました。その時には、ぜひ多くの皆様に参加いただければと思います。

今回、「視察に行こう」と誘って下さったM氏と一緒に、10〜15分歩いて現場(産卵場造成地)へ向かう。

9月5日に造成したサクラマス産卵床は、この写真のようになっていました。造成直後はきれいな小石がたくさん敷き詰められていたのですが、それが土や砂をかぶってもう完全に以前の状態に戻っていました。それでもサクラマスの産卵は行われたようで、県内水面水産試験場の方たちが残したと思われる調査跡(リボン)が川底に残されていました。

この写真は9月5日の造成直後の写真です。上の写真と比較して、小石が土や砂で埋まっていなくて、石と石の間に隙間があるのがよく分かっていただけると思います。

09.9.30掲載
吉村知事が最上小国川ダムの建設予定地を初めて視察。
最上小国川の治水対策は、「穴あきダムが適当」と改めて明言しました。
 最上小国川の治水対策について、山形県の吉村美栄子知事は「穴あきダムによる治水対策が適当」としてすでに意思表示をしていますが、9月29日午後に初めてダム建設予定地や赤倉温泉の視察を行い、改めて「最上小国川の治水は穴あきダムによって行う」ことを明言しました。この日は午後3時40分頃に赤倉温泉に到着し、温泉街に架かる「虹の橋」の上から温泉街を流れる最上小国川の様子を視察。そして山形県最上総合支庁・建設部の高橋健一部長らから、過去にあった増水や水害について説明を受けたり、温泉街を流れる最上小国川で実施した各種調査について10〜15分ほど説明を受けました。次いで、温泉街を流れる川原へ徒歩で移動し、川原に湧き出す温泉に手を浸すなどして視察。その後、車で穴あきダム建設予定地へと移動して、再び前出・高橋部長らから、これまで行ってきた環境調査などについて10分ほど説明を受け、この日の視察を終了しました。
 吉村知事は記者団の質問に対して、「今回の視察でいろいろな意味で実感がわいた。ここに住んでいる人たちの顔を見られて良かった。温泉街を流れる川を掘ることができればいいと思うが、実際に川原に温泉が湧いているのを見たり触ったりしてみると、掘るのは無理。やはり最上小国川の治水対策は穴あきダムでと思う。」と、改めて穴あきダムによる治水対策を継続していく意向を明言しました。また民主党政権が全国各地のダム事業を見直すことを表明していることに対しては、「政府としての方針はあると思うが、必要なものは必要だと説明したい。それでも分かっていただけないようなら現場を見てほしいといいたい。」と答えました。
 今回の視察は3カ所の視察で正味20〜30分ほどでしたが、この視察で吉村知事は、改めて「最上小国川の治水対策は穴あきダム建設が妥当」とし、ダム建設推進の意向を明らかにしました。

ダム建設予定地で、記者団に囲まれながら最上総合支庁建設部の担当者から様々な説明を受ける吉村美栄子知事

吉村知事が視察に訪れるのを報道で知って、ダム建設に反対を表明している小国川漁協赤倉支部の青木支部長も現場を訪れましたが、この日は知事に接触する機会も説明を促されることもありませんでした。この日の視察は、あくまでダム建設を推進したい県土木部による説明ということだったようです。写真は、赤倉温泉内でマスコミ各社の取材に応える青木公支部長

赤倉温泉街の「虹の橋」の上で、山形県最上総合支庁・建設部の高橋健一部長らから過去にあった水害について説明を受ける吉村知事。
高橋部長からは、過去の水害のことや昨年10月の河川掘削調査の説明はあったようですが、2008年11月に開かれたシンポジウムで国土問題研究会の清野真人氏が指摘した温泉街を流れる小国川に設置されている固定堰のこと
(※1)や、その固定堰を可動式にすることで川の流下能力を上げられる可能性があること(※2)などについては説明されなかった模様です。

※1 ※2
温泉街を流れる最上小国川には、2つの低い堰堤が設けられているが、その1つの高さ1.7mある堰堤は、これがあることによって河川の水位を高く保ち、その水圧によって旅館内の湯船に温泉を湧き出させる、というメカニズムを有している。しかし、この堰堤は増水時にも水位を上げる役目を果たしてしまうため、結果として洪水(水上がり)を招きやすくもしている。もし現在ある堰堤を固定堰ではなく可動式のものにすることができれば、洪水時も水位を低く保つことが可能となる。・・・以上が、国土問題研究会の清野真人氏が指摘したことである。

赤倉温泉街では、最上町の高橋重美町長をはじめとする町の幹部や議会関係者、赤倉温泉観光協会の関係者などが吉村知事の視察を見守り、知事が徒歩で移動している時などに声を掛けて「ダム建設推進」をお願いしていました。赤倉温泉観光協会の方たちはなぜか揃いのハッピ姿で知事を迎えていました

09.9.10掲載
ドコモショップ寒河江店主催の「寒河江川クリーンUP & 鮎釣り大会」が、
県内外から17選手が参加して開催されました!
  去る9月6日(日)、寒河江市を流れる寒河江川を会場にして「寒河江川クリーンUP&鮎釣り大会」が開催されました。この大会は地元・寒河江市にあるドコモショップ寒河江店(後藤健治社長、寒河江市新山1-309-1)が主催するもので、昨年に続き2回目の開催。今年は県内外から17名が参加し、7時30分〜10時30分まで鮎釣りを行った後、参加者とスタッフ全員で1時間にわたって河川周辺の清掃作業を行い、その後、昼食を挟んで釣ったアユを地元の老人福祉施設(3施設)に贈呈しました。
 県内では小国川や寒河江川などで、釣具メーカーや新聞社主催のアユ釣り大会が毎年いくつも開催されていますが、地元企業が「河川清掃」や「福祉施設への貢献」などを主目的に掲げてアユ釣り大会を開催する例は少なく、その意味でこの釣り大会は大変貴重なもの。参加者もそうした大会趣旨に賛同し、釣り大会で好成績を収めるというよりも、河川清掃や福祉施設への貢献しようという意識で参加する方が大半を占めていたようです。河川環境は年々悪くなる一方でもあり、その点からもこの大会は意義があり、今後もぜひ続けていただきたいものです。当サイトとしても全面的に応援していきたいと思っています(※参加費の一部は地元の寒河江市、河北町、西川町に寄付されました)。
 そうした社会的な意義ということでは、主催者のドコモショップ寒河江店にも多方面から評価と期待の声が寄せられているようで、後藤社長は「来年以降もがんばって開催していきたい」と閉会式の挨拶で語ってくれました。来年はぜひ皆さんもご参加ください。
 なお、アユ釣り大会の上位入賞者は次の通り。
優勝 菅原勝典 12尾
2位 安倍伸治 8尾(630g)
3位 八鍬 誠 8尾(560g)

〈協賛各社一覧〉
(株)寒河江測量設計事務所
こころの宿 一龍
そば処 吉亭
JAさがえ西村山
ワンナップコーポレーション
(株)シマノ仙台営業所
ダイワ精工(株)仙台営業所
(株)がまかつ
(株)サンライン
(株)ダイヤモンドテレコム東北支社

釣り大会終了後、寒河江川でゴミ拾いに精を出す参加者。


集めたゴミは袋にして30袋程。他に電子レンジなどいわゆる不法投棄された家電ゴミも見つかりました。


釣り大会で優勝を飾り、多数の商品を受け取る菅原勝典さん。釣果は3時間で12匹でした。

主催者を代表して開会の挨拶を行うドコモショップ寒河江店の後藤健治社長。
閉会式の時には、この大会への社会的評価が大きいことから来年以降も頑張って続けていくと明言しました。

主催者と協賛各社が協力し、参加者に山形名物「芋煮汁」をふるまいました。

芋煮汁に舌鼓を打つ参加者。あまりの美味しさに最高3杯おかわりした人もいたそうです。

参加者が釣ったアユは、地元の福祉施設(3施設)に贈呈されました。

好天に恵まれた寒河江川でのアユ釣り大会風景。優勝者は3時間で12匹、2位と3位は8匹の釣果でした。

寒河江川のクリーンアップ作業終了後、参加者とスタッフ全員そろって記念撮影。
来年はもっと多くの方に参加していただきたいものです。

09.9.5掲載
県や赤川漁協が、赤川の支流でサクラマスの産卵場造成。一般参加者を募り初の試み!
  本日9月5日、赤川のある支流において、一般参加者を募っての「サクラマスの産卵場造成」が行われました。この産卵場造成は、山形県内水面水産試験場と赤川漁協、山形大学農学部河川環境研究室(大久保教授)の3者が協力し企画したもので、サクラマスの産卵場造成を一般参加を募って行うという点で県内初の試み。特に大きな告知をしなかったにも関わらず、今日は県内から6名の一般参加者が集まり、内水面水産試験場の職員、赤川漁協の組合員、山形大学の学生さんとともに総勢20名でサクラマスの産卵場造成に取り組みました。
 この日は朝9時に現地(支流への入り口)に集合し、説明を兼ねた開会式を行った後、15分ほど歩いて作業現場へと移動。現地では県内水面水産試験場の担当者から産卵場つくりについて詳しい説明を受け、その後、全員で作業に取りかかりました。
 作業としては、まず産卵場となる場所の土砂を掘り出してある程度の水深を確保。その後に大きめの石を10〜20cmの厚さで敷き詰め、その上にさらに5〜10cm程度の石を約25cmの厚さに敷き詰めます。最後に流速を計り、水深や石と石の隙間がちゃんとあるかなどを確認し、さらに適切な状況となるように調整を重ね、約2時間ちょっとで作業を完了しました。今日の作業はこれで終了しましたが、来月上旬にまた同じ場所に参加者が集まり「産卵の観察会」を行うということです。
 今回の企画を立案した山形県内水面水産試験場の大井明彦部長は、「今回の試みがうまくいけば、来年度以降もぜひ続けていきたいし、こういう試みが他の河川でもできるように努力していきたい。もし釣り人の人たちなどの協力が得られるなら、内水試としても協力してやっていきたい」と話してくれました。県の魚サクラマスの増殖に向けた新たな試みとして、今後に注目していきたいと思います。


集合場所に集まり、開会式。好天に恵まれました。


産卵場造成の場所まで川を10〜15分歩いて移動です。



産卵場の造成作業の様子です。なかなかの重労働でした。

産卵に適した水深かどうかをチェックする山形県内水面水産試験場の河内正行専門研究員。

こちらは山形大学の学生さんが、専用の計器を使ってサクラ
マスの産卵に適した流速が確保されているかをチェックして
いる様子です。

造成が完了した河床の様子です。直径10〜20cmほどの石の層の上に直径5〜10cmの石が約25cmの厚さで敷き詰められた
状態です。流速は毎秒約30cm。思ったより大きな石を敷き詰めるものだなあ、という印象でしたが、卵から孵化した稚魚は
石と石の間に隠れて外的から身を守ったり、水流に耐えたりするそうで、そのためにも石と石の間に隙間があることが重要
になるのだそうです。砂防堰堤やダムがあると川の水流は弱く(遅く)なり、そのために細かい砂や土が流されずに石と石
の隙間を埋めることになってしまいます。いまや砂防堰堤やダムのない川はほとんどないと言っていいほどなので、こうし
た作業の重要性が実感されました。

 09.8.20掲載
小国川漁協が吉村知事に、小国川の治水対策について要望書を提出。
  去る8月4日、小国川漁業協同組合の沼沢組合長をはじめとする組合員16名は、山形県庁5階にある知事室を訪ね、吉村美栄子山形県知事に面会して「最上小国川治水対策についての要望書」を手渡しました。小国川漁協では、今年2月の吉村知事就任直後から、最上小国川の治水対策について意見交換することを希望して県側に面会をお願いしていましたが、県では知事の時間がとれないということでこの日が初めての面談となったもの。この席で沼沢組合長は、用意してきた「最上小国川治水対策についての要望書」を読み上げて吉村知事に手渡し、最上小国川の治水対策としては、県が進めようとしている穴あきダムではなく河道改修で行うよう要望しました。また小国川漁協の総代会としても、昨年11月19日に臨時総代会を開いて「穴あきダムによらない治水対策を望む」ことを決議。その旨を「総代会決議」としてまとめ、総代会を代表して青木公氏が吉村知事に手渡しました。
 要望書と総代会決議を手渡した後は、吉村知事と漁協側との懇談になりましたが、この席で吉村知事は、「組合としていろいろご心配はあると思うが、これまでさまざまな委員会などを何回も開いて治水対策について検討し、また赤倉温泉の湯脈に及ぼす影響ついても調査・検討している。(最上小国川の治水対策は)穴あきダムでご理解いただきたいと思っている」と発言し、「最上小国川の治水は穴あきダムで行う」という前知事の判断を支持する意向を示しました。これに対して漁協側は「県側は、穴あきダムでないと治水はできないというが、組合としてもいろいろな専門家の意見を聞いて、河道改修での治水に自信を持っている。ダムではなく、赤倉温泉街の町並みや景観整備を兼ねた河道改修で治水対策を行えば、温泉街や地域の活性化にもつなげられる。先の選挙では前知事の政治からのチェンジ、あったかい政治を標榜して当選された吉村知事には、県民の声を聞いてくれると私たちも期待している。ぜひ検討をお願いしたい」と従来からの主張を述べ、検討をお願いしました。
 面談時間は10時30分頃から11時ころまでの約30分。この日は予定時間が来たため、上記のようなやりとりで漁協側と吉村知事の面談は終了となりました。

「最上小国川治水対策についての要望書」
「総代会決議」
※上記の★をクリックで全文をご覧いただけます。

小国川漁協としては「最上小国川の治水は穴あきダムではなく、河道改修で行ってほしい」という旨の要望書を読み上げる沼沢組合長

小国川漁協の総代会を代表し、青木公氏が「総代会決議」を読み上げ、吉村知事に決議文書を手渡しました
<上の記事に関するその後について>……8/21掲載
 新聞やテレビの報道によると、吉村知事は8月10日の定例記者会見で最上小国川の治水対策について言及し、「最上小国川の治水対策としては、穴あきダム事業を継続していきたい」と明言したとのことです。その理由としては「県民の安全・安心を守ることが最優先であるから」ということのようです。
 ここで記者として思うのは、「小国川漁協が吉村知事に面会して要望書を提出したのが8月4日。それから1週間も経たないうちに吉村知事が『穴あきダム継続を明言』したというのは、これは漁協の意見を聞く前から知事はもう穴あきダムで決めていたということでしょう。1週間で何かを検討したりできるわけがありません。ということは、8月4日に漁協の人たちと会ったというのは単なるセレモニーで、形だけのこと」ということでしょう。
 しかし、ここで思うのは、「吉村知事はこれまで現地視察もしていないし、専門家を含むいろいろな人の意見もそんなに聞いているとは思えないのに、何を根拠に『穴あきダム継続』を決めたのだろう」ということです。推測すれば、きっと「県土木部(いわゆる官僚・役人ですね)から吉村知事への懇切丁寧な説明と、政治(選挙)がらみのいろいろな力関係および配慮」というものがあったのか、あるいは「前任者が決めた穴あきダムという方針を自分がくつがえすと面倒なことになるし、前任者の決定を『もう決まったこと』として踏襲した方がいい」と考えたのか。はたまた、8月30日の衆議院選挙と何らかのからみがあるのか。その辺は分かりませんが、いずれにしても今回の吉村知事の発言と8月4日から10日までの経過を見ると、「従来の政治や前任者の政治からのチェンジを唱え、(人の話を聞かない)つっだい政治から(人の声に耳を傾ける)あったかい政治を標榜して当選を果たした」人の判断として、あまりにも残念です。期待していただけにその残念な気持ちも大きいものがあります。
 今回、吉村知事が「穴あきダム継続」を明言しましたが、小国川漁協の方針に変更はなく、今後も「穴あきダムではなく河道改修による治水対策」を求めていくことと思われます。はたして、今後どう展開していくのか…。記者はこれまでと変わらず注視して参ります。願わくば釣り人の皆さんも、また釣り人でない方でもこの問題に注目し、どんな方法が最上小国川の治水対策として最善なのか、一緒に考え、各人の中で意見を醸成していただければと思います。人々の暮らしを守ることはもちろんですが、それだけでなく最上小国川という人々に愛される川を守り、生き物を守り、美しい河川環境・周辺環境を守り、人々の連帯を守るような治水対策。そういう治水対策を、税金をムダにすることなく実現したいものです。それができれば、山形はもっと全国から注目され、賞賛される県になると思います。(文責・佐藤豊)

 09.7.28掲載
9月6日に「第2回寒河江川クリーンUP鮎釣り大会」。参加者募集。
 昨年、寒河江川で開催されたドコモショップ寒河江店主催の「寒河江川クリーンUP 鮎釣り大会」が、今年も開催されます。開催日は9月6日で、8月24日までの事前申し込みが必要ということです。皆さん、ぜひご参加下さい。

 09.7.27掲載
「報知アユ釣り選手権・オーナーカップ」が小国川に会場を移して開催されました。
報知新聞社主催(協賛・オーナーばり)の「第40回報知アユ釣り選手権・オーナーカップ」予選が7月26日(日)、小国川で開催されました。当初は7月19日に寒河江川で開催する予定でしたが、雨天と増水のため7月26日に延期。しかし26日も寒河江川は増水で開催が不可能だったため、急遽会場を小国川に移して開催することになりました。
 大会に参加した55名は、まず3ブロックに分かれて1回戦(9:00〜11:30)を戦い、各ブロックで上位10タイまでに入った選手25名が2回戦へ。2回戦は12:50〜14:50の2時間マッチで行われ、その結果愛知県から参加した山口敏弘選手が2回戦14尾の釣果を上げて優勝を飾りました。上位6位までの選手(秋田県)の6選手が、7月31日〜8月1日に岐阜県益田川で開催される全国大会へ出場できるということです。
決勝順位 氏 名(住 所) 1回戦の成績 決定戦の成績
優勝 山口敏弘(愛知県) 12尾 14尾
2位 福士浩貴(青森県) 5尾 14尾
3位 石成正人(東京都) 10尾 10尾
4位 梅山和秀(群馬県) 4尾 9尾
5位 早坂市郎兵衛(山形市) 4尾 7尾
6位 猪股芳夫(秋田県) 10尾 6尾
 09.7.27掲載
7月26日、小国川で「G杯争奪全日本アユ釣り選手権・小国川予選」が開催されました。
  (株)がまかつ主催の「G杯争奪全日本アユ釣り選手権・小国川予選会が7月26日(日)、舟形町を流れる小国川で開催されました。当初は7月19日に開催する予定でしたが、雨と増水のためこの日に延期。そのため参加者は都合の付かない人もいて、当初予定より少ない78名での予選会となりました。
 大会は3ブロックに分けてまず1回戦(7:00〜10:00の3時間)を行い、各ブロックで上位8位タイまでに入った選手で2回戦(11:00〜13:20)を行う方式。その結果、福島二三男選手(福島県)が決勝となる2回戦で14尾(736g)の成績を上げ優勝しました。2位は渡辺明洋選手(福島県)、3位は工藤尚選手(山形市)、4位は佐藤隆洋選手(岩手県)で、この4選手は富山県の神通川で開催される全国大会に出場する
 
決勝順位 氏 名(住 所) 1回戦の成績 決定戦の成績
優勝 福島二三男(栃木県) 9尾 14尾・736g
2位 渡辺 明洋(福島県) 8尾 14尾・632g
3位 工藤 尚 (山形市) 9尾 11尾・479g
4位 佐藤 隆洋(岩手県) 7尾 10尾・460g
5位 由井 幸雄(岩手県) 6尾 9尾・452g
6位 津村 幸雄(栃木県) 6尾 9尾・434g
7位 浅見 悟 (栃木県) 6尾 9尾・428g
8位 加藤新三(福島県) 6尾 9尾・416g
9位 坂内友洋(福島県) 7尾 9尾・392g
10位 紀伊 洋(新庄市) 6尾 8尾・375g
 09.7.13掲載
小国川でダイワ鮎マスターズ南東北大会。尾花沢市の古川寿之選手(小国川FC)が優勝を飾る!
  舟形町を流れる小国川で7月21日、「ダイワ鮎マスターズ南東北大会」が開催され、東北一円と北関東などから157名が参加してアユ釣りの技を競い合いました。大会はまず参加者全員で一回戦(7:00〜10:30)を戦い、釣果上位の24名が2回戦へ進む方式。2回戦は12:00〜14:00の2時間で行われ、その結果、尾花沢市在住の古川寿之選手(小国川FC)が優勝に輝きました。古川選手はこの大会に出場すること10年目での初優勝。古川選手は上位に入った他の7選手とともに8月2日のAブロック大会(栃木県・箒川)への出場権を獲得し、全国大会を目指すことになります。なお2位にも尾花沢市在住で小国川FC所属の佐々木浩選手が入賞。地元選手のがんばりが目立ちました。上位選手の順位と成績は下表の通り。
決勝順位 氏 名(住 所) 1回戦の成績 決定戦の成績
優勝 古川寿之(尾花沢市) 8尾(9位) 14尾
2位 佐々木 浩(尾花沢市) 8尾(6位) 12尾
3位 後藤勇悦(秋田県)  8尾(8位) 11尾
4位 大山 博(秋田県)   シード 9尾
5位 佐藤 重行(新潟県) シード 8尾
6位 村 田 寅(青森県) シード 8尾
7位 木村 仁巳(福島県) 8尾(6位) 7尾
8位 薄木 勝彦(東京都) 8尾(10位) 6尾・331g
9位 荒 成敬(福島県) 8尾(4位) 6尾・234g
10位 岩渕和彦(宮城県) 9尾(4位) 6尾・233g

 

競技委員長の林順二氏から勝利者インタビューを受ける古川寿之選手。
 09.7.13掲載
 小国川でシマノジャパンカップ東北大会開催。東根市の横尾裕一選手が優勝しました!
  舟形町を流れる最上小国川で7月12日(日)、県内で今シーズン最初のアユ釣り大会となる「2009シマノジャパンカップ鮎釣り選手権大会・東北大会」が開催されました。大会には、東北一円と北関東、新潟、山梨などから162名が参加。まず参加者全員が一回戦(7:30〜10:30の3時間)を戦い、その一回線で上位34位まで入った人が2回戦(11:30〜13:30の2時間)へと進み、アユ釣りの技術を競い合いました。
  その結果、東根市在住の横尾裕一選手が見事優勝に輝きました。また3位に山形市の布施和彦選手、4位に尾花沢市の佐々木浩選手が入り、県内選手が好成績を収めました。この大会で上位8位までに入った選手の皆さんは、8月8日に栃木県の那珂川で開催されるセミファイナルに出場することになります。上位8位までの選手と成績は以下の通り。
順位 氏 名(住 所) 1回戦の成績 2回戦の成績
優勝 横尾裕一(東根市) 9尾
(Aブロック6位)
12尾
2位 田村民三(岩手県) 7尾
(Aブロック17位)
12尾
3位 布施和彦(山形市) 7尾
(Bブロック9位)
10尾
4位 佐々木浩(尾花沢市) 6尾
(Bブロック13位)
10尾
5位 木村 洋(福島県) 9尾
(Aブロック4位)
8尾
6位 千葉一弘(岩手県) 21尾
(Aブロック1位)
7尾
7位 近野和久(栃木県) 14尾
(Bブロック1位)
6尾
8位 小野 孝(宮城県) 10尾
(Bブロック3位)
6尾
 

優勝を飾って喜びの横尾裕一選手(中央)。向かって左が2位の田村選手、右が3位の布施選手。
 09.6.6掲載
山形県がハタハタの採捕規制に向け、県民の意見を募集中。募集は6/26まで。
 山形県海区漁業調整委員会事務局では現在、ハタハタ資源を維持するため、産卵のために接岸したハタハタの採捕規制を検討しており、それに向けて県民に広く意見を求めています。詳細は県のホームページhttp://www.pref.yamagata.jp/ou/967001/hatahata2009iken.htmlに載っていますので、ぜひご覧下さい。意見の募集期間は平成21年6月5日〜平成21年6月26日までの限られた期間です。
 09.1.19掲載
1月31日に講演会。県渓流協の斎藤会長が講演します。参加費無料!
 来る1月31日、山形駅西口にある霞城セントラルで山形県森林インストラクター会主催の研修会があり、その中で山形県渓流釣り協議会・斎藤金也会長の講演が予定されているそうです。開催要項は以下の通り。皆さんぜひご参加ください。

名称 平成20年度 活動報告・研修会
主催 山形県森林インストラクター会
日時 平成21年1月31日 13:00〜16:45
場所 霞城セントラル 23F 山形市市民活動支援センター会議室
内容 活動報告 13:00〜15:00 インストラクター会
    研修会  15:00〜16:35    講演「現代社会と自然」イワナを代弁する渓春さん
                          講師 山形県渓流釣り協議会会長 斎藤金也
    ※活動報告、研修会共に参加できます。
参加代 無料