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山形県内の釣り関連ニュース2003 |
●防波堤などでのハタハタ捕獲に規制。一般遊漁は釣りとタモ網のみに限定---12/5掲載 12月5日付け山形新聞夕刊によると、山形海区漁業調整委員会はハタハタの乱獲を防ぐため、沿岸での遊漁に規制を設け、今年冬から来年1月末まで適用するという。規制の内容は遊漁の方法についてで、遊漁方法として認めるのは「手釣りと竿による釣り」、網の場合は「網口の直径が30cm以内で、柄を持って使用するタイプ」(いわゆるタモ網)に限定。他の方法による捕獲は、最終的に罰金・罰則が科せられるケースもありうるという。この規制の背景には、昨年12月、酒田北港に多くのハタハタが接岸し、それを捕獲しようと県内外から数多くの人が殺到して無秩序な捕獲をしたことがある。釣りだけでなく投網を打ったり大きなカゴ状の網を沈めたりして一網打尽を狙う人姿もの見られた。そうした一般の人たちが遊漁によって捕獲したハタハタは、試算では17.5トンにも上ったという。ハタハタは山形県を含む日本海北部4県で資源回復計画対象魚種になっていて、漁業者に対しても底引き網の網目の大きさに規制を設けたり、体長15cm未満の個体については荷受け禁じるなどして資源保護に努めている。こうした背景をふまえ、遊漁にも規制を設けた格好だ。 ●鬼面川でイワナの人工産卵場整備。県内初の試み---11.4掲載 10月22日付け山形新聞によると、米沢周辺の河川を管轄する県南漁業協同組合と県内水面水産試験場、それに渓流魚が生育・繁殖する豊かな森林づくりを進めるボランティア団体「魚のすみよい森づくりの会」(菱沼博会長)の3団体が協力し、鬼面川の支流でイワナの人工産卵場整備を行ったという。砂防堰堤の増加などでイワナが産卵できる場所は年々減ってきているが、人間が人工的に産卵場の環境を整えることでイワナが産卵しやすくし、自然繁殖するのを助けようとするもので、県内では初めての試みだという。こうした試みが成功し県内各地で行われるようになれば、天然魚の増加に向けた大きな力となるはずで、その成否がたいへん注目される。今後は県内水面水産試験場などが産卵や孵化の状態などを観察し、人工産卵場の可能性を模索していくという。 ●寒河江川の「鮭有効利用釣獲調査」、今年も開幕---10.18掲載 ●山辺町の大沼(県民の森)で県がブラックバス駆除を実施---10/9掲載 ●県内の河川で、冷水病に感染したアユ見つかる。---9/16掲載 9月12日付け読売新聞等によると、今年8月に県内5カ所で採取されたアユを県内水面水産試験場が調べた結果、舟形町・最上町を流れる小国川と、庄内を流れる赤川の2河川から採取されたアユから冷水病菌が検出されたとのこと。米沢市を流れる小樽川、尾花沢市を流れる丹生川、鶴岡市の栽培漁業センターで採取したアユからは検出されなかった。 山形県内の河川に放流する稚アユは、以前は琵琶湖産アユなども放流していたが、昨年からは県内の川で採取した親魚から卵を採取し、それを孵化させて育てた県内産の稚アユに切り替えている。この県内産アユは冷水病菌は保菌していないとされ、今回の感染経路は不明だが、可能性としてはアユの友釣りに使うオトリアユ用として県外から保菌したアユが持ち込まれ、それが他のアユに感染したことが考えられている。今後は感染経路の特定や、感染を防ぐ対策が急がれることになろう。 なお、県水産室では、以前より県外からのオトリアユ持ち見込みによる感染がひとつの可能性として懸念されたこともあって、各漁協を通じて「県外からのアユ持ち込み自粛」要請を出していたが、昨年からは文書で正式に自粛を要請していた。今後は感染経路の究明などとともに、こうした自粛要請をいかに釣り人に告知し徹底してもらうかも課題となりそうだ。 ※冷水病はアユやサケの養殖魚などに見られる感染症で、水温が低い場合に発症する特徴がある。発症すると魚体に斑点状のものができたり穴があいたりするが、食べても人体には無害。 ●8/16〜17、小国川で東北流友会が「鮎トーナメントスクール2003」開催 8月16日と17日の両日、東北流友会主催の「鮎トーナメントスクール2003」が、昨年に引き続き舟形町を流れる小国川を会場にして開催されました。スクールには永井茂氏(同スクール校長)、伊藤稔氏(東北流友会会長)をはじめ、西角嘉昭、小貫藤夫、菊池正幸、大里光博、和氣淑影、木下誠也、林弘三(敬称略)といったアユの友釣り界をリードする豪華講師陣が参加。17日には舟形町農業体験実習館で開校式や仕掛け講習、鮎用品オークションなどが行われ、18日には講師陣と講師補佐(18名)の人たちによる実釣講習が行われました。今回は、東北や関東の一円をはじめ、遠くは山梨や静岡などから48名の受講生が参加し、それぞれがマンツーマンに近い形で講師の人たちからアユ釣りのさまざまな基本や最先端の技術を学んでいました。 ●8/17、「自然満喫屋キングカップ鮎2003」開催 本日8月17日(日)、釣具店の自然満喫屋が主催する「第9回 自然満喫屋キングカップ鮎2003」が小国川で開催されました。大会には県内外から94名がエントリーし、アユ釣りの技術を競い合いました。予選、決勝を経て優勝に輝いたのは決勝戦で8尾を釣り上げた古澤和美さん。2位には甲原和紀さん、3位には佐々木浩さんが入りました。成績の詳細は下表のとおりです。
●8/9、「'03シマノ・ジャパンカップ鮎釣り選手権東北A大会」開催---8/9掲載 本日8/9、釣具メーカーの株式会社シマノが主催する「'03シマノ・ジャパンカップ鮎釣り選手権東北A大会」が、小国川を会場にして開催されました。大会には県内外から89名が参加(申込は124名)。台風接近で天候が危ぶまれましたが、小雨は降ったものの川のコンディションに問題はなく、各選手とも日頃の技を発揮してまずまずの釣果を上げていました。優勝したのは1回戦12尾、2回戦9尾の釣果を上げた川崎淳夫選手。以下、2位:入江宣久選手、3位:早坂市郎兵衛選手、4位:古川寿之選手という結果でした。以上4名は、全国大会への出場権を獲得しました。1回戦通過者の成績は下表のとおり。
●「第27回G杯争奪全日本アユ釣り選手権」が8/4、小国川で開催! 8/4(月)、株式会社がまかつ主催の「第27回G杯争奪全日本アユ釣り選手権」が、舟形町の小国川で開催されました。大会には全国各地区の予選を勝ち抜いた41名の選手が集結し、今年の日本一をかけて真剣な戦いが繰り広げられました。試合はまず予選(第一試合と第2試合)が6ブロックに分かれて行われ、続いて予選を勝ち抜いた15名による準決勝、そして準決勝を勝ち抜いた3選手による決勝戦が行われました。決勝戦に進んだのは東地区推薦で出場した堂前明広選手(群馬県)、南近畿地区の予選から勝ち上がった広岡保貴選手(和歌山県)、そしてがまかつ推薦で出場した福田眞也選手(奈良県)の3人。決勝では釣り上げ尾数で先行する福田選手を、若い広岡選手が追い上げ、終了間際にはその差1尾まで追い上げるシーンがあり、試合を大いに盛り上げました。しかしその追い上げも一歩及ばず、最終的には終始落ち着いた戦いぶりで常に先行した福田選手が優勝を勝ち取りました。なお山形県からは新庄市の紀伊洋選手、舟形町の高橋保美選手が地区予選を勝ち抜いてこの全国大会に出場しましたが、健闘しながらも予選敗退となりました。 小国川では毎年数多くの釣り大会が開催されますが、全国大会が開かれるのは初めてのこと。また大手釣具メーカー主催の全国大会としては、東北でも初めての開催となります。決勝の試合会場となった舟形町の一ノ関大橋下流には、川原に多くのギャラリーが集まり、選手たちの一挙手一投足を食い入るように見つめていました。
●7/27、「G杯南東北地区がま鮎大会」が開催されました---7/27掲載 本日7/27、舟形町を流れる小国川で釣具メーカーがまかつ主催の「G杯南東北地区がま鮎大会」が開催されました。大会には県内外から73名が参加し、鮎釣りの釣技を競い合いました。予選、決勝戦を戦って優勝したのは地元・新庄市の矢口良浩選手で、2位にも地元舟形町の矢作寿郎選手が入り、地元勢の健闘が光りました。結果は下表のとおり。なお上位入賞者(例年だとだいたい8位くらいまで)は来年開かれる東日本大会に出場できます。また今回シードで参加した紀伊洋選手、高橋保美選手、高橋新一選手の3名は、8/4に小国川で開かれるG杯の全国大会に出場します。県内では初めての全国大会ですので、ぜひ観戦&応援してください。
岸本達也(福島県)、結城道雄(山形市)、佐々木浩(尾花沢市)が予選通過。 ●8/24、「チャンピオンズカップ2003寒河江川鮎友釣り大会」。参加者募集---7/25掲載 8月24日(日)に、西川町睦合の石田地区を流れる寒河江川を会場にして、「チンピオンズカップ2003寒河江川鮎友釣り大会」が予定されています。参加希望者は各釣具店などに配布されている申込書に必要事項を記入し、参加費3,000円を添えて当日6時から現地で受付。7時から開会式で8時から予選開始です。ぜひご参加下さい。問い合わせは月山朝日観光協会TEL.0237-74-2111 ●7/20、「2003ホクエツドリームカップ南東北大会」が開催されました---7/21掲載 昨日7/20、北越産業株式会社主催の「2003ホクエツドリームカップ南東北大会」が、小国川で開催されました。朝方は小雨模様だったものの昼頃には日も射すまでに回復し、東北一円や北関東、そして地元山形から参加した多くの参加者達が釣技を競い合いました。予選、決勝戦を戦って優勝したのは、栃木県の篠崎武男選手。地元からは白鷹町の沖田利幸選手が6位入賞を果たしました。上位6人までは8月30日に新潟県・三面川で開催される全国大会に出場できます。結果は下表のとおり。
●7/20、「第24回 瀬見温泉アユ釣り大会」---7/21掲載 昨日7/20、恒例の「瀬見温泉アユ釣り大会」が開催されました。今年も県内外から78名が参加し、アユ釣りの技を競い合いました。朝方は小雨が降り、一時は川に薄いニゴリが入るという状況でしたが、腕自慢たちだけあって次々にアユを釣り上げていました。結果は下表の通りです。
●7/20、小国川漁協がアユ413kgを二次放流---7/21掲載 小国川漁業協同組合は7/20、アユの二次放流を実施しました。放流量は413kgで、平均体長13cm、平均重量は18〜20gということです。アユは小国川でも釣り人が特に多い10カ所に放流されました。放流場所は一ノ関、長沢堰堤、長尾橋、大谷ヤナ、下白川橋下流、瀬見温泉、柳原ジャリ作業場裏、月楯橋、満沢橋、赤倉温泉となります。 なお今回の放流では、地元の向町小学校2年の皆さんと父兄、先生方(総勢105名)が学年行事の一環として放流を体験したいと組合に要請があり、児童たちにアユの放流を体験してもらいました。 ●「第34回 報知アユ釣り選手権オーナーカップ寒河江川予選」開かれる---7/19掲載 本日7/19、寒河江市を流れる寒河江川を会場にして、報知新聞社主催の「第34回 報知アユ釣り選手権オーナーカップ寒河江川予選」が開催されました。大会には地元山形県からはもちろん、東北一円と北関東、新潟県などから多くの釣り人が参加。小雨の降る中でアユ釣りの釣技を競い合いました。結果は下表のとおりですが、1回戦と2回戦を勝ち抜いた6名が、8月1日〜2日に和歌山県・有田川で行われる決勝大会に進出します。※赤色で表示した方が決勝戦進出者
●神室山系の自然を守る会の講演会で「最上小国川ダム建設」---7/19掲載 去る7/13、新庄市の新庄市民プラザにおいて、神室山系の自然を守る会(海藤清志会長)が小国川漁業協同組合の沼沢勝善組合長を講師に招き、「最上小国川ダム建設の問題点」と題した講演会を開催しました(第22回自然保護講演会。第16回総会と併催)。沼沢組合長はこの講演で、最上小国川ダム計画に関連する経緯や県の調査等について紹介し、県が地元住民の意見を聞くとして開いた「最上小国川ダムを考える懇談会」で話し合われた内容や、6月18日に開かれた県の中間報告会のことにも触れながら、最上小国川ダムの建設に対してなぜ反対か、どんな問題点があるかなどを語りました。また、小国川漁業協同組合としては、組合を上げてダム建設には反対していくことを改めて明言し、多くの人の理解と応援を要請しました。(※講演内容は懇談会における質疑応答や県との話し合い、説明会の場でのやりとりを詳細に分析精査したもので、簡単にはまとめ切れません。またの機会に紹介させていただきます) ●東北で1番きれいな川に「鮭川」。全国でも116河川中7位に。---7/9掲載 7/9付け山形新聞によると、国土交通省東北地方整備局が発表した東北地方の1級河川水質現況調査結果(昨年調査分)で、本県の最上地区を流れる鮭川が東北地方の1級河川26河川の中で最もきれいな川に認定されたという。この調査は水質の汚濁度合いを示すBOD(生物化学的酸素要求量)を毎月計測し、年平均値などを参考に順位づけしたものだ。また6/14付け山形新聞では、県が行った公共用水域水質測定結果が掲載されている。それによると県内の水質ランキングで1位となっているのは鮭川(調査地:真室川町大沢)と荒瀬川(調査地:八幡町市条)で、3位が赤川(調査地:朝日村本郷と東岩本)、温海川(調査地:温海町温海)、荒川(調査地:小国川玉川)となっている。逆によごれた川の1位担ったのは逆川(調査地:山形市中野)で2位が沼川(寒河江市日田)、3位が立谷川(山形市灰塚)、4位が小牧川(酒田市若竹町)、倉津川(天童市蔵増)となっている。 ●2003ダイワ鮎マスターズ南東北地区大会が開催。---7/8掲載 本日7/8、小国川で「ダイワ鮎マスターズ南東北大会」が開催されました。あいにくの雨で、小国川は増水してドロニゴリという最悪のコンディション。そんな中で135名の参加者が予選にのぞみ釣技を競い合いました。予選結果は下表のとおりですが、予選に続いて予定されていたブロック大会出場者決定戦は、悪コンディションのため7/11に延期となり、改めて決定戦を行うことになりました。決定戦は予選を勝ち抜いた20名とシード選手4名の計24名11日午前9時から行われます。
6月18日、最上小国川ダム計画に関連する中間報告説明会、開かれる----6/18掲載 本日6月18日、最上小国川ダム計画に関連して県がこれまで行ってきた環境調査等の結果を報告する中間報告説明会(正式名「最上小国川治水対策事業に関する各種調査等の中間報告説明会」)が、最上町中央公民館で行われました。説明会では、最上総合支庁の担当者らが「水質調査結果」「流量観測結果」「流域環境調査」の3点について報告。この中で注目されたのは「流域環境調査」で、まず水生生物については平成12年から14年度の調査で、環境庁のレッドリストで絶滅危惧U類に指定されているスナヤツメやアカザが発見されたほか、レッドデータブックやまがたで絶滅危惧TB類に指定されているハナカジカが発見されたことが報告されました。また猛禽類調査においては、環境庁レッドブック及びレッドデータブックやまがたで絶滅危惧TB類に指定されているクマタカなどの繁殖を確認したことを報告。同様にハイタカ、サシバについても繁殖を確認し、オオタカ、ハチクマ、ツミの3種についても飛翔を確認しており繁殖の可能性があることを報告しました。しかしより希少性の高いイヌワシ、オオワシなどについては、飛翔は確認しているものの、「イヌワシについては営巣はしておらず、幼鳥が巣離れした時にこの付近を飛翔して確認されたのだろう。またオオワシについては繁殖地はもっと北の地域であり、渡ってきた個体が確認されたと思われる。」と当方の取材に対し回答がありました(この部分の調査結果概要は、原文を記事下に掲載します)。 県では同様の報告会を今後も行い、調査結果については専門家や学識経験者の意見・判断を仰ぎながら、最上小国川ダム建設の是非について検討していくということです。 なお最後に、今回の説明会は目立った告知がなかったにも関わらず、会場には約100名ほどの一般来場者があり、ダム計画に対する関心の高さが伺われました。また来賓挨拶に立った高橋町長は、「最上町は町づくりとして100万人の交流人口を目指しており、そのためには町内を流れる小国川と山々の緑はきわめて重要な観光資源だ。その点で、現在は小国川の管理は小国川漁業協同組合が行っているが、町としても河川管理に加わっていきたい」と述べました。
最上小国川ダムの計画地周辺で、国の絶滅危惧種クマタカの営巣地発見。----6/17掲載 6月17日付け読売新聞によると、県が最上町の小国川上流で計画している「最上小国川ダム」の予定地周辺で、国の絶滅危惧種に指定されているクマタカの営巣地が見つかったという。この報道によると、クマタカの営巣地が発見されたのは県が昨年秋から行っている周辺地域の生態系調査によるもので、詳細について県は公表していないという。なお、明日18日の13時から、最上町中央公民館で最上小国川ダムに関する中間報告会が開かれる。一般公開される。 寒河江川での鮭釣り(鮭有効利用調査)の要項決まる。受付は7/1〜7/31。----6/12掲載 昨年10月、県内で初めて寒河江川での鮭釣り(正式には鮭有効利用調査)が一般に開放され、話題となりましたが、今年も引き続き行われることになり、その要項が発表になりました。概要を紹介すると、釣りができる釣獲調査期間は10月18日〜11月3日までで、この間の決められた10日間に限定されます。この釣獲を希望する方は、事前にハガキでの申込が必要で、定員を超えた場合は抽選となります。この抽選に当選した方は規定料金6,000円を納付し、当日の釣りにのぞむことになります。詳細は最上川第二漁業協同組合のホームページをご覧下さい。 6/6の朝日新聞に、八郎潟のブラックバスに関する記事。---6/6掲載 6/5付け朝日新聞に、ブラックバスに関する興味深い記事が掲載されている。記事は秋田県八郎潟で5月に行った調査結果と、秋田県で4月からブラックバスの再放流(リリース)が禁止されたことについて各方面からの意見や各種の課題などを多面的にレポートしたものだ。この中で興味深かったのは、5/15に八郎湖増殖漁協が行った刺し網でのブラックバス捕獲調査の結果だ。85匹を捕獲したうちで21匹が傷だらけだったというもので、上あごが切れたり下あごに穴があいていたりしたという。他にも興味深い内容が書かれているので、ぜひご一読を。 平田町の田沢川(田沢川ダム下流)で魚大量死---6/1掲載 5/22付け山形新聞によると、平田町を流れる田沢川の田沢川ダム下流で22日朝、魚が大量に死んでいるのが釣り人によって発見されたという。 「美しい山形・最上川フォーラム」が県内の水環境を調査。参加者募集・・・5/8掲載 5/8付け山形新聞によると、県庁の文化環境部文化振興課内に事務局を置く「美しい山形・最上川フォーラム」が、昨年に引き続いて県内の水環境について調査を行う「身近な川や水辺の健康診断」を予定しており、参加者を募集している。同調査は県内の河川や水路、沼、池などを対象に水の透明度や水質検査を行うもので、広く参加者を募集している。水の透明度を図る透視度計を貸し出したり、水質検査を行う試薬などを配布している。昨年は『山形釣り情報』の管理人も参加した。今回の調査は5月31日〜6月15日までのうち参加者が希望する日に実施できるとのことで、事前打ち合わせが5月24日に県内の各総合支庁で開かれる。参加費無料。申し込み(問い合わせ)は県文化振興課内の事務局(電話023-630-2284)か各総合支庁の環境課まで。締切は5月15日。 県南漁協が21日、ワカサギの卵約600万粒を水窪ダムに放流・・・4/22掲載 4/22付け山形新聞によると、県南漁協(島軒治夫組合長)が21日、水窪ダムにワカサギの卵、約600万粒を放流した。水窪ダムは県内では数少ないワカサギ釣り場のひとつで、シーズンには県外からも釣り人が訪れる人気の場所だ。同組合では毎年ワカサギの卵放流を事業として行っており、釣り物の少ない冬の時期に、釣り人に楽しみを提供してくれている。 03年度、砂防ダムの新設59カ所を予定。県議会(予算特別委員会)で土木部長が答弁・・・3/12掲載 3/12付け山形新聞によると、3/11に開かれた県議会の特別予算委員会で、志田英紀委員(自民)が「透過型砂防ダム(平常時は隙間から土砂が流れ下るタイプの砂防ダム)の設置状況と今後の方向」について質問した。これに対し坂之井和之土木部長が答弁し、次のように発言したという。「県は96年から透過型砂防ダムを設置しており、2001年度までに38基を整備した。03年度に新設予定の砂防ダム59カ所のうち23カ所は透過型を考えている。既設ダムも2カ所でスリット化を目指した調査を実施している。」(以上3/12付「山形新聞」朝刊2面より抜粋) 赤川の河川整備について考える「赤川水系流域懇談会」が発足・・・2/25掲載 2月25日付け山形新聞によると、赤川の河川整備計画について地元の意見を反映させることを目的とした「赤川水系流域懇談会」の第1回会合が24日開催された。同会合で24人の委員が承認されたほか、規約、座長、副座長などが決められ、来年10月をめどに懇談会としての意見集約を図っていくという。同会で集約された意見は、国土交通省・酒田工事事務所がつくる赤川の河川整備計画の原案に反映させるという。同事務所のホームページによると、承認された委員は次のとおり。なお座長には前川勝朗(山形大学教授)、副座長に大島美恵子(東北公益文科大学副学長)と大久保博(山形大学助教授)が選出されたとのこと。
3月8日と9日、米沢で「県民ネット最上川 第3回最上川・県民活動交流会」・・・2/24掲載 県内各地の川や水辺では、生き物を保護する活動や散乱するゴミを改善する活動、地域の歴史や文化を学活動、川を活かした地域振興や産業振興への取り組みなどさまざまな活動が行われていますが、この度、米沢の「伝国の杜」を会場に、そのような活動を行っているグループが集まり、活動事例や成果を発表し、同時に意見交換・交流を行う催しが開催されます。参加希望の方は下記までお問い合わせください。交流会の名称は『県民ネット最上川「第3回最上川・県民活動交流会」、美しい山形・最上川フォーラム「水辺の活動交流会」』 ◆問い合わせ先:美しい山形・最上川フォーラム事務局(山形県文化環境部文化振興課内) 担当:斎藤、東海林 TEL023-630-2903 アユの中間育成に向けた稚アユの池入れが始まりました・・・2/7掲載 アユ釣り解禁の7月まではまだ半年もありますが、県内のアユ中間育成施設では早くも稚アユの池入れ(搬入作業)が始まりました。昨日2月6日には、小国川漁業協同組合が鶴岡市三瀬にある県の栽培漁業センターから稚アユ7万2500尾を搬入車で運び、池入れ作業を実施。平均体長5cm、平均体重0.5gのまだ体が透き通る稚アユを、容量90トンの育成池に放流しました。同漁協では3月まで順次同様の作業を行い、最終的に8面の水槽に58万尾を入れて、5月〜6月の放流時まで中間育成していくとのことです。 県内で河川に放流するアユは、以前は琵琶湖産のアユや他県産のアユも放流していましたが、数年前からは県内産のものにすべて切り替えています。これは他県産のアユは冷水病などの菌を保有していることがあり、それを防ぐのが主な目的ですが、こうした取り組みをしているところはまだ数少なく全国的にも注目されています。ちなみに今年の稚アユは、昨年10月に小国川で採補された親魚から生まれたものだということです。関連---小国川漁業協同組合のHP 寒河江川のサケ釣獲調査、2003年も実施する方向へ・・・1/29掲載 1月28日付けの山形新聞によると、昨年、県内で初めてサケの釣獲調査を行った寒河江川の寒河江川鮭有効利用調査委員会が27日に会合を開き、今年も引き続いて鮭の釣獲調査を実施することを決定したという。昨年は150名の募集に対して223名の応募があった。このうち鮭を釣ることができたのは76人で、釣れた匹数は127尾だったという。 |