〈 山 形 県 内 の 釣 果 概 況・・・12月1日更新 〉

2025年12月5日付 
鶴岡、フィッシングストア カトウの釣り情報

■12月は波の高い日が多くなるが、高波を避けて、各漁港の堤防回りとテトラなどからクロダイを狙う釣り人もいる。最近は大型のクロダイも交り始めたが、場所によっては渡りのクロダイ(青森、秋田方面から回遊してくる)も数が出ており、クロダイの型は25cm〜50cmと巾が広い。
釣り場は加茂から鼠ヶ関までの各漁港堤防や安全な磯場が良く、1人で5尾以上の釣果も出ている。クロダイはウキ釣法と庄内中通し釣法で釣れるが、餌とコマセはオキアミが一般的。
今の季節は、砂浜から沖のテトラ近辺を狙った投釣りでも大型のアイナメやクロダイが釣れる。4m前後の投げ竿で、錘負荷20〜30号の竿を用い、ハリスは5号程度と針はセイゴや海津の16号前後を用い、餌は赤エビやイカの短冊、ホタルイカなどが良い。
■一方各漁港から出漁する遊漁船による水深50〜80mラインでのハナダイ釣りは終盤になってきたが、年内は期待できる。これからは型も25〜30cmの大型も釣れるので楽しめるが、ポイントは比較的沖目になるために安定した凪でなければ出漁が難しい。出漁できれば一人30尾前後の釣果で、ハナダイの他にイナダやメバルなども交って釣れる。